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実は、投資を始めるにあたって家族の反対があって…

株=ギャンブルって思ってしまっているのかな。

バブル崩壊の記憶も新しいみたいで、怖さが先行しているみたいなの。

家族からの反対があったら投資を始めることすら難しいよね。
そんな場合の対処方法、いくつか紹介するね。
家族に「投資なんて危ない!」と言われたら
「インデックス投資を始めたい」と思っても、家族から「そんな危ないことやめなさい!」と反対されるケースは珍しくありません。
特に、親世代や投資経験のないパートナーは、投資=ギャンブルというイメージを強く持っていることが多いです。
お金の話は家庭の平和に直結します。
感情的にぶつかってしまえば、投資の話どころか日常生活にも影響します。
では、どうすれば家族の理解を得られるのか、考えてみましょう!
家族が投資に反対する主な理由

まずは、「なぜ反対が起きるのか」を考えてみましょう。
- 投資=ギャンブルと思っている
株価は上下するので「一瞬で大損する」というイメージがある。 - 元本割れのリスクが怖い
「減るかもしれない」と思うと、安全な銀行預金に比べ不安。 - 過去の失敗経験
バブル崩壊やリーマンショックを経験している世代は特に慎重。 - 仕組みを知らない
投資信託やインデックスファンドの運営方法が理解できない。 - 現状維持の安心感
「現金で持っているほうが安全」という価値観が染みついている。

まずは、この5つのうち家族がどれに当てはまるのかを見極めることが大切☝️
理由によって、説明の際に注力するポイントが変わってきます。
論破は逆効果!家族を説得する前に知っておきたい心理
投資反対派を説得する際にありがちな失敗は、「❌正しいデータを突きつけて論破する」ことです。
人は論理よりも感情で動く生きもの。
数字で負かされても、「自分が間違っていた」とは素直に認めたくなってしまいます。
心理学的にも、人は自分の信念を否定されると防衛本能が働き、かえって頑なになることが知られています。

危なかった!
まさに事実を突きつけようとしちゃってた…

論破って、実は投資開始への最短ルートじゃなくて
遠回りになってしまうから要注意だよ!

じゃあ感情に寄り添ってあげて、まずは話を聞いてもらえる体制を整えないとってことだね!

そういうこと!
寄り添い方の具体的な方法も教えるから、ぜひ役立ててね。
家族の不安を和らげる4ステップ
1. 感情を受け止める
まずは「危ないじゃない!」という感情を否定せず、「そうだよね、元本割れは怖いよね」と共感します。
安心感を与えることで、会話の土台ができます。
2. 安全性の仕組みを簡単に説明する
例えば、eMAXIS Slimという有名なインデックスファンドは、三菱UFJアセットマネジメントが運用・管理し、資産は信託銀行で分別管理されています。
分別管理ってなに?
簡単に言うと、「運用会社のお金」と「投資家のお金」を別々の金庫で保管する仕組みです。
もし運用会社が倒産しても、投資家用の金庫には手を付けられないので、あなたのお金は安全に残ります。
イメージとしては、
・運用会社の金庫=会社のお金だけ
・信託銀行の金庫=投資家のお金だけ
というふうに、物理的にも法律的にも混ざらない状態になっている感じです。
この仕組みがあるから、「証券会社がダメになったら自分の資産も無くなってしまう」なんてことは起こりません。
「もしものときも守られる」という安心感は、投資初心者や家族の不安をやわらげる大きなポイントです。
運営会社が大手である安心感に加えて、投資資金の管理場所は別に設けられているため、
運用会社が倒産しても、あなたの資産は法律で守られる、ダブルで安心な仕組みになっているんです。
この仕組みを知っておくだけでも、投資への不安はぐっと減ります。
3. 全財産ではなく「一部だけ」
「全額投資するわけじゃない」ことを明確にします。
たとえば、生活防衛資金(半年〜1年分の生活費)は現金で残し、まずは余剰資金の一部(たとえば10%)だけ投資する提案をしましょう。
こうすれば心理的ハードルが大きく下がります。
一旦投資へ踏み出したら、少しずつマインドを変えてもらえるかもしれません。
4. インフレの影響を身近な例で説明
安全のための仕組みと同時に、「何もしないリスク」も共有しましょう。
現金だけでは物価上昇に負けてしまう事実を、生活に直結する例で伝えることで、実感として納得しやすくなります。

そっか!
同じ300円で買えるものが変わってしまうんだね。
それって実際はお金の価値が下がってるってことだよね。
会話例:反発されにくい話し方
ここで、実際の会話例をイメージしてみましょう。

投資なんて危ないよ、やっぱり貯金が一番だよ。

そうだね、全部を投資に回したら危ないよね。
だから貯金の90%は現金で残して、残りの10%だけ世界中の株に分散して投資してみようと思ってるんだ。
こうすれば安全性も確保できるし、銀行預金よりインフレに強くなるんだよ。
ここで大事なのは、会話の進め方。
このように「Yes-But(でも…)」の形で返すと、相手は反発しやすくなります。
そこでおすすめなのが、Yes-And(そうだね、そして…) の形。
ポイントは、相手の意見を受け入れつつ、自分の考えを足していくこと
これでスムーズに会話が進みやすくなります。

まずは反発されないことが大事。
一度反発されると話題に出すことすら難しくなってしまいます。
最終的なゴールは「説得」ではなく「味方に変える」こと

私自身は勉強し始めているから、出来るだけ早く投資を始めたいけど
家族の説得で焦らないように気をつけないとだね。

そうだね。
投資=危ないと信じている人に、一度の会話であなたと同じような意識を持ってもらうのは至難の業。
焦らずじっくり、投資への拒否反応を薄めてもらおうね。
同じ家族でも、投資の知識や金融リテラシーには差があります。
そんな時は、焦らずゆっくり時間をかけて投資やお金の仕組みを知ってもらいましょう。
まずは「少額なら試してみてもいいかも」と思ってもらえたら大成功です。
数年後に成果がプラスになれば、「意外と悪くないね」と態度が変わることも珍しくありません。
家族が味方になれば、投資を続けるモチベーションも大きくなります。
一歩ずつ、小さな成功体験を一緒に積み重ねていきましょう。
まとめ
投資を始めるとき、家族の理解はとても大きな力になります。
ただし、最初から納得してもらえるとは限りません。
反対の裏には「怖い」「損をしたくない」という自然な感情があります。
だからこそ、
- まずは感情に寄り添い
- 安全の仕組みをシンプルに伝え
- 少額から始める安心感を示し
- インフレの現実を身近な例で共有する
この4つを意識してみましょう。
ゴールは「論破して納得させること」ではなく、「味方になってもらうこと」。
焦らず、小さな成功体験を一緒に積み重ねることで、数年後には家族も投資の心強いパートナーになっているはずです。
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